
2013年2月27日(水)
23日の土曜日のことになりますが、ムッシュの妹夫妻の愛息子”奏(そう)”くんの誕生日でありました。ちょうど土曜日だったし、ずっと気になりながらも行けてなかったオーガニックマーケットに行って来てもらうことに。
僕達の代わりにいろいろ見て来てくれて、後から話を聞かせてもらいましたが、やっぱりおもしろそうですね。カフェの営業があるので、なかなか行ける機会がないですが、いつか行ってみたいと思います。

よしのも一緒に連れて行ってもらいました。やっぱり子供は外が似合いますね。

大きな公園で、子連れで行っても安心というのがありがたいですね。子供ができてから、子連れで行きやすい場所を本当にありがたく感じるようになりましたね。カフェでも、その点は大事にしたいところです。

オーガニックマーケットの後は、蛸蔵で開催された”ふるもの市”へ。古民家で活用できそうなものを物色。こういう市があるのも楽しいですね。古いものは好きなので、僕も是非行ってみたいなぁ。
そして、カフェに集合して誕生日会夜の部へ突入。
ご飯の前にムッシュの焼いてくれたスポンジにデコレーション。子供たちにもフルーツをのせる作業をやってもらいました。よしのは、デコレーション用のイチゴを食べまくっていましたが・・・

目の前にあると食べたくなるのは大人も子供も同じですね。

”まやつ”と”だいちゃん”もケーキ作りをサポート。

料理は子供の好きなものをチョイスして、大人も楽しめる品に。パーティーには手間がかかるので、こういったプライベートなイベントはなかなかできずにいましたが、人出が増えたのでスムーズに準備ができました。

今日は子供達は大興奮の一日でした。乾杯も盛り上がります。

奏くん、3歳のお誕生日おめでとう!!東京から高知に来て良かったと思ってくれるようにオジサンも頑張るぞ!

それにしても、子供って小さいけど良く食べます。特にケーキ。
年齢を重ねるたびに思いますが、人生というのはあっというまに月日が流れますねぇ。奏くんが出産の時は、岡山の病院まで駆けつけたのですが、あれから3年・・・。本当にはやい。よしのも2歳になったし。
子育て、仕事、それだけでもいろいろやることがありますが、自分の夢や希望も大事にしたいと思います。子供たちにも同様、将来は自分の目標に向かってドンドン進む人間になってもらいたいです。そんなことを思いながら、では一体自分はどう振る舞えば良いのだろう??なんて考えたりしますが、やっぱり自然体でいることが一番いいような気がします。人にどう思われようと、まずは自分が納得する生き方をすること・・・じゃないと、スジが通ってないですよね。
もうすぐ3月です。大豊も徐々に春の気配がしてきました。どうも、この時期は浮足立って焦ってしまう感じがします。そこを落ち着いて、自然体で毎日を過ごしていきたいですね~。
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- 2013/02/28(木) 00:42:59|
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2013年2月25日(火)
改装を進めている古民家には、かなり広いムロがある。潜っていく入口は、まるで地下に続く階段のようで、なんとなく怖い感じもする。しかしながら、このムロというのは非常に便利らしく、現在でも使っている方は多いようである。長期保存ができる作物を置いたり、一升瓶に入れた柚子酢を保存したりと使い方は様々。聞くところによると、この家では蚕の餌となる”桑の葉”を保管していたそうである。
その昔は養蚕が大豊では盛んであったらしい。炭もそうであるが、きっと養蚕も貴重な現金収入が得れる仕事であったのであろう。炭窯と同様、蚕小屋というのが廃墟(もしくは倉庫)となって今も残っていたりする。古民家からも蚕に関する道具がいろいろ出てきた。残念ながら、ほぼ朽ち果てたものばかりであったけど、昔の暮らしを想像せずにはいられないものばかりであった。
話は脱線したが、その古民家のムロも崩壊していて、基礎は宙ぶらりんになっているし、石垣は崩れているし、とにかくグチャグチャ。特に、構造上とても荷重のかかる大事な柱が宙ぶらりんになっていたので、なんとしても早急に直したかった。上の写真は、とりあえず基礎を復旧した時の感動の写真なのである。この作業も1ヵ月前ぐらいの作業である。

ムロへの入り口はこんな感じ。広さは畳2畳分は十分にあるほど広い。

借りた当初は石垣が崩れ、ゴミが散乱し、抜けた床下から押し入れの荷物が落ちてきていた。

石垣側の基礎は全滅。一本ずつジャッキアップして基礎を途中から入れ直すことに。
ジャッキはご近所さんのKさんから貸していただきました。何を隠そう、本日25日付の高知新聞に掲載された”猪鹿工房おおとよ”のご主人さんであります。

パワフルなジャッキのおかげで、基礎の入れ替え作業も徐々に進んでいます。レーザー墨出し機で、水平をとりながら作業できるのが素晴らしいです。

肝心の宙ぶらりんになった柱を直すのは、本当に難しかったです。まず、ムロの掃除から始まり、石垣に必要な石を運びこみ石積み。基礎の部分には3トン上がるジャッキでなんとか上がるぐらいの荷重がかかっていて、基礎を持ち上げても、差し替える作業がどうしてもできなかった。最終的にはテコの原理を利用して、目当ての柱を持ち上げて、水平になるところで固定した。家も柱もギリギリ音を立てて、かなり緊張ものの作業であった。
後に、ムロの中にも補強の柱を立てて、最近は全然様子も見に行ってない。ここでの生活が始まったら、きっとこのムロも活躍してくれるだろうと思います。
- 2013/02/25(月) 23:40:37|
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2012年2月18日(月)
宿の開業に向けて進めている古民家改装。はっきりいって、まだまだ改装に時間がかかりそうです。いまだ、ご飯を焚き火で炊いて食べるという日々です・・・。最近、この炊飯作業に時間がかかりすぎるということで、我が家にあったカセットコンロを導入したところ、「これは便利や!」「革命や!」と近代文明に感動したのでありました。
ご飯を炊く時は原始的でしたが、改装作業には当然ながら電動工具を駆使しています。いろんな工具がほしくなってきますね。今のところ、持ってない道具は借りているのが現状なのであります。貸してくれている友人たちに感謝!!

突然ですが、スラジの義弟になる”だいちゃん”。コツコツと改装作業を進めてくれていますが、前職はガラス屋さんです。改装自体は初めてですが、仕事柄いろんな現場に行っていたので、たくさんの知識があり僕としても助かっています。
古民家でも前職のスキルを活かして、サッシの取付をしてくれました。これも、ずいぶん前の作業ですが・・・。

寸法の合ったサッシであれば、僕にも取り付けできると思うのですが、今回の作業は流石でした。古民家に高さが長すぎるサッシが置いてあったところ、サッシを全部解体して、切断・加工して寸法を合わせて取付していました。ガラス屋さんとしては当然の作業らしいですが、自分にはできないので感動。
そして、壁のなかったところに(雨戸しかなかったし、雨戸も腐ってた)サッシが入ると見違えるようでした。以前の写真をしっかり取ってなかったので、見比べることができないかもしれませんが、すごく良くなりました~。だいちゃん、ありがとう!!
- 2013/02/18(月) 08:06:30|
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2013年2月11日(月)
以前から親しくさせてもらっているお客さんに誘われて、炭窯の見学をさせてもらえることになりました。土曜日の早朝、カフェの開店までお手伝いしてきました。場所は大豊町の八川、素晴らしい景色が見渡せる場所で、天気も最高でした。

炭窯の場所まで到着すると、すでにお手伝いさん達が集まっていた。もちろん、皆さん地元の方々。

今回誘ってくれたお客さん自身は、炭焼きは2回目らしい。炭窯の持ち主さんに、「炭焼き教えてくれ」と頼み込んだらしい。当然ながら、炭作りも奥が深く、窯への木の詰め込みかた(特に煙道付近・焚きつけ付近)、火の調整(煙の様子を見ながら調整)、などが一番難しいところらしい。まさに経験がものを言う世界です。

2回目ということでしたが、炭のでき具合はまずまず・・・ということでした。僕達は、釜の中に入って出来上がった炭を出す作業をさせてもらいました。確か、火をとめて3日たったということでしたが、釜の中は暑く、外気温とは裏腹に汗だくの作業でした。

炭が出し終ると、次の炭焼きの準備。今度は炭釜の持ち主さんが焼くという。まだ、釜が熱いうちに次の炭焼きをはじめると効率が良いらしい。きっと、火のまわりも早くなるのだろうと思います。

炭窯の持ち主さん自身が、釜に木を詰めていきます。一番の経験者なので当然サクサク作業を進めていきます。おいちゃん、80歳らしいですが、はっきり言ってメチャメチャ元気です。このくらいの年代の地元の方は、ほとんど炭焼き経験者じゃないか?という話です。昔は、炭が大切な現金収入であり、どこかしこに炭焼き小屋があったらしい。当然、植林される前だったので雑木も豊富だったので、原料もあったわけです。
炭が売れた・・・という話は良く理解できます。炭作るの大変ですから。炭をいただきましたが、ありがたく使わせていただきます。そして、以前にいただいたご近所さんが焼いた炭も、もっともっと大事にしようとおもいました。みなさん、ありがとうございました!!
- 2013/02/11(月) 08:38:19|
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2013年2月7日(木)
カフェ営業が始まってからは、僕が古民家の改装作業を進められないので、だいちゃん(義弟)が一人で頑張ってくれてます。平日は、3時ぐらいから作業に加わったりもして、忙しい毎日です。友人から格安で購入した軽トラが、最高に便利です。ホントに軽トラは素晴らしい乗り物ですね。
さて、母屋に増設された部屋があるのであるが、腐ってどうしようもないので解体してしまうことに。予定では、玄関にしようと考えてます。この家、玄関がないんですよね・・・。

とりあえず建具をはずして解体作業に突入。増設部分は、子供たちの部屋として使われていたそうであるが、現在はベニヤ板が波打ってフニャフニャになり、基礎も朽ちているところが多かった。

内装も、剥がしていくのに意外と時間がかかります。柱と屋根だけの状態にするまで解体します。

解体してみると、意外といい感じの玄関になりそうな予感がしてきました。できる限り、古民家の雰囲気を大事にした作りにしたいと思います。身の回りのありとあらゆる材料を駆使して頑張ります!
- 2013/02/08(金) 00:05:01|
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2013年2月2日(土)
借りている古民家は、風呂とトイレが崩壊していて、作りかえなければいけない。やってみて気付いたが、風呂とトイレを壊して更地にするのは想像以上に大変な作業である。昔の家なので、肥え溜め(便槽)の大きさは非常に大きく深い。なおかつ、肥え溜めの中にありとあらゆるゴミが捨てられていて、掘り返す作業は肉体的にも精神的にも苛酷であった・・・。かなり時間をかけて、まだ進行中の作業であるが、ちょっと振り返ってみたい。

この写真でみると、スラジの立っているところが”肥え溜め”の上になる。いろんなものが堆積していて、まさに廃墟という感じであった。

トイレの隣に風呂があったのであるが、屋根も崩れて、こちらも廃墟。コンクリートブロックで固められた部分は残っていて、かつての浴槽の雰囲気はなんとなく分かる。

木造部分を破壊するのは簡単であるが、やはり問題はコンクリート部分であった。

重機も入れない家なので、作業はすべて手作業。ひたすらハンマーで叩きまくるという、いかにもシンプルな方法で壊し始めた。

友人F氏も、空いてる時間は参戦してくれました。僕達がいない間にも、ハツリ機を借りてきて、一人で作業を進めてくれていました。

”肥え溜め”の掘り返し作業も、なんとか続けて、かなりの部分を掘り返した。問題は、たまっていた水であったが、ひたすらバケツで汲んで減らしていった。最終的には、肥え溜めの底に穴をあけて、水分が浸透していくところまで掘り返した。この瞬間も感動的であった・・・。

少しずつ進行して、風呂を撤去するところまで近づいてきた。

風呂釜(直火焚き浴槽)が浮き上がった時も、感動モノであった。

最後の仕上げに、クウネル(徳島の古民家宿”空音遊”)から女将+スタッフ2人が参戦してくれ、ほぼ風呂は解体されました。女将の餅つきで体得したという”ハンマーさばき”は、誰もが一歩引きさがるような迫力であった。ちなみに、肥え溜めの埋め立て作業にもかなり貢献してくれて、とても作業がはかどりました!遅くなりましたが、その節はお世話になりました!!

クウネルの3人に手伝っていただいて、本当に助かりました。やはり、人海戦術とは素晴らしいもので、作業もテンポよく進むし、なにより話しながら作業できて楽しいです。しかも、お昼までご馳走になり、申し訳なかったです・・・。過酷な土方作業でしたが、一生懸命やってくれて本当に嬉しかったです。
まだまだ、作業は続きますが、やりはじめると小さいながらも反響があって、やりがいが出てきますね。スタートラインに立つまで悪戦苦闘が続きますが、絶対形にしていく覚悟であります。またまたですが、興味ある人、気軽に連絡してくださいね~。
- 2013/02/03(日) 00:38:33|
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