大田口カフェLIFE

ムッシュとスラジの生活・思考をスラジの観点から書き綴ります。

川下りの思い出

2010年7月11日(日)

以前テレビで見たと思うのだが、”人の思い出の「良かったこと(楽しかったこと)」と「悪かったこと(辛かったこと)」の比率は、どんな人も一緒である。”というような話を耳にした。その割合は忘れてしまったけど、どんな人も同じ割合で”いい思い出”と”よくない思い出”があるらしい。
僕に当てはめてみると、思い出すことといえば”おもしろかったこと”ばかりで、辛かったこととか、普段は思い出すことなんか全くない。全くお気楽な性格だなぁ・・・と自分でも思う今日この頃である。

つい最近も、カフェで働きながら、ふと昔の思い出がよみがえってきて一人で笑ってしまったりした。そんなところをムッシュに見られたら大変である・・・。

そうそれは、僕が2回目の川下りをした時の話である。
僕が20歳か21歳の頃、初めて人から折りたたみカヌーの話を聞いて一気に燃え上がった。僕はバイトにバイトを重ね、ついに二人乗りの折りたたみカヤックなるものを購入。勢いづいて、初カヌーは何も知らないまま静岡の大井川という川を下りにいった。その時も、それは楽しい思い出ばかりだったのだが、今回は2回目の川下りの話。

1回目の川下りで、川下りの楽しさを垣間見た僕は、同じボロアパートに住む友人(P)を誘って、「今度は2人で大井川を下りに行こう!」と誘った。友人Pも大いに興味があるようで、行こう行こうという話になった。
彼とは、琵琶湖自転車一周とか北海道自転車ツーリング(1週間ほど)とか、ちょいちょい一緒に出かけていたので、誘いやすかったのだ。

僕らが住んでいた愛知県豊橋市からは車で移動し、大井川を目指した。

大井川沿いには”大井川鉄道”が走っていてSLが走ったりしているので有名である。僕らの計画は、スタート地点にカヤックやキャンプ道具を置きに行き、また移動しゴール地点に車を置いて、電車に乗ってスタート地点まで戻ってから川下りを始めようというものだった。
途中、キャンプする予定だったので、それならいっそキャンプ地にも寄って、食料なんか置いとこうか?と思いついた。当然、カヤック初心者である僕らは、食料をぬらしてしまう可能性も高かったし、荷物はなるべく減らしたかったのだ。そりゃいい考えだ!と思った僕は、買い込んだ食料とおやつに買った”おはぎ”をキャンプ地の河原に隠したのだった。


しかし、それが取り返しのつかないこととなる・・・。


僕らはキャッキャッ!言いながら楽しく川下りをスタートした。友人Pは水泳部ということもあり”競泳パンツ”&”ペラペラのライフジャケット”という人目にはさらせないような格好だった。かくいう僕も、相当ひどいものだった。確か、一回岩に引っかかって転覆し、もう一回はカヤックに乗るときにバランスを崩して転覆したと思う。なかなか楽しかった。

さて、キャンプ地に到着した。僕らは、意気揚々と食料を隠したポイントへと向かった。
しかし、どうも様子がおかしい。黒い影がうごめいてるではないか!?

そう、カラスに食料を荒らされていたのだった・・・。

僕が楽しみにしていた、うまそうな”おはぎ”は跡形もなかった。片付けながら見つけたのは、”少しばかりの米”と”引き裂かれたチンゲンサイ”のみだった・・・。
近くに買い物ができる場所もない。しかたなく、僕らは無言で少量の米を炊き、調味料として持ってきた塩をなめながら、ごはんを分け合ったのであった。
食い終わったあとも、当然、食が足りる訳はなかった。その夜は、交互に唯一の食料である”塩”をなめながら話し合った。にしても、そのときの塩はうまかった。

カラスのせいで惨めな思いをしたのは何度かあったが、このときも、カラスの恐ろしさを思い知った一日であった。

友人P 「塩ばっかなめんなや。」
スラジ「しゃーないやろ。塩しかないねんから。」
   「・・・。」
スラジ「お前も塩なめてるやんか!」
友人P 「誰かが河原に食料置くからやんけ!」
   「・・・。」

そんな会話が、突然に頭の中によみがえってくるスラジなのでした。
  1. 2010/07/12(月) 00:37:58|
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